二十歳になった頃、僕はサラリーマンになった。
人生で初めて、お金を稼いだのが、好きなことをやってだったので
十代の頃に、まともにバイトすることに抵抗さえ感じていたこの自分が・・・
なんでサラリーマンだったか?!
それは、ある意味数字を上げる世界で、自分を試したかったからかもしれない。
夢のために、選択肢がなかったからかもしれない。
夢を追えば追うほど、遠くなるように感じたこともあった。
単純に、夢を始めたいときに、始められることに越したことはない。
でも、待っていてもラッキーチャンスが自分からやってくることはないと悟った。
だから進んで遠回りをする結果になった。。
そして、それから帰国と渡米を繰り返し、サラリーマン生活を続ける。
僕は、その生活の中で戦った。日々の葛藤も強くなった。
でも、今は数字の世界で何かをやった達成感のようなものを少し感じる。
それだけではなく、多くの価値観が違う人に出会った。
予想していなかったほどの刺激を受けた。
その業界は、漠然とパソコンに関わる業界だったとだけ言っておきたい。
そう、だからその辺の知識は、仕事の暇な時間にできる限り頭に詰め込んでいった。
そして・・・こともあろうに、その後の渡米で、映像制作を開始した。
その仕事を通して得た知識が、丸々役だった。
まさに、棚からボタ餅のような気分になった(笑)
そのとき、やっとやってきたことに意味を見出すことができた。
そうあれからいろいろあり、また、サラリーマンのようになっているのが今。
だけど、そろそろこの生活にも終止符を打ちたい。
もう、半面サラリーマン生活は、この帰国中で終わらせたいと思う。
そこから多くのことを学んだ。僕は、違う勝負の世界を見た。
これからは、映像という世界で勝負を挑みたい。
今まで、正直なことを言うと、役者の仕事も自分でセーブしてきた部分もあった。
それは、大きな目標のために、軸をぶれさせないためだった。
これからは、どんな小さな役でも、演じたい。演じていたい。
準備は、大詰めだ。
何かを成し遂げるまで、日本にこんなに長くいるべきじゃない。
アメリカに渡るけれど、これからは場所に囚われることなく、演じることを選ぶ覚悟で行きたい。
ここで、過去の自分とは、決別することになりそうだ。
いやっこれからは役者としてサラリーマンに出会うことがあるかもしれない。





