「犬も歩けば・・・」
これが僕のブログのタイトルでもありそれは僕にとって大きな意味を持つ。
なぜかっていうと僕の人生は小さい頃から犬と一緒に歩んできた人生であるってことと単純に犬が大好きなこと。そして、ことわざにあるように人生には何が起こるかわからない自分の人生をこのブログに残すために付けた名前だった。
今から書くことをここで書くかは本当に迷った・・・
誰かに優しい声を掛けてもらいたくてここでこのブログを書くわけじゃないし、自分が悲劇のヒーローかヒロインのように仕立て上げたいわけじゃない。ただ、自分の人生で何が起こって、そして、新しいスタートを切らなければいけないということをここで残したいと思った。
このブログではあまり語ったことはないけれど
コラムの足跡編で少し触れたように僕には小学2年生の頃から飼い始めた犬がいた。今となっては何でこういう名前を名づけたかはわからないけれど
小学生の僕は「ポチ」という単純でありきたりで誰も使わないような名前をこの犬に名づけた。そうインスピレーションで感じたのだからしょうがない。
2007年の夏。
僕は愛犬の彼ともう会えないかもしれないという覚悟で渡米する。
以前までに書いていたのはここまでだった・・・
そして、それからどうなったか??・・・
2008年4月1日に帰国する。
実は帰国した理由がお金を貯めるためだけだって言ったら
それは嘘になる。いくつかの理由はあったけれど
愛犬の看病をするっていうのもその帰国の理由のひとつだった。
そう彼は僕が日本を離れてから7ヶ月間ぐらいは元気に生き
それから急に体が弱っていったらしい。家族からそう電話をもらった。
帰国して彼の顔を見た。
正直、顔つきがあまり良くなかったけれど
栄養のある餌をあげて、いっぱい遊んでやったら少し元気になった。
ただ、老化は誰にも止められない。
帰国後の数ヵ月後には彼は歩けなくなり
寝たきりになった。犬が寝たきりになるというのは聞いたことがあったけれど、まさかあのガキ大将のような自分の犬がそうなるとは思えなかった・・・
それから今まで世話を家族と共に続けた。
正直寝たふりをしているんじゃないかというぐらいの食欲で
寝たまま元気だった。
だけど数日前から体調が悪くなり、何も食べれなくなり夜鳴きをするようになった。そして・・・今日、最後の別れを告げることになった。
約15歳6ヶ月。
最後は苦しい時間を過ごしていたけれどよく頑張ったと思う。
自分がアメリカに行く前の14年間で十分にできていなかった世話を少しは今の半年でできただろうか??100%まではいかないけれど悔いは残らないように世話をできたと思う。そう願いたい。
15年ってやっぱり長い・・・人生の22年のうちの15年だから。
ときどき小さいときの自分がどうやって愛犬に接していたかなぁと思い出す。それを思い出すとさらに時間の長さ、自分の歴史を感じる。
大事な弟兼親友を失った感覚なので
もちろん悲しいけれど、でも、体の苦痛を耐えて生きていた彼のことを
考えるとそれは彼にとって良かったことなのかもしれないと思う。
苦痛の中でも必死にしっぽをふって答える犬ってやっぱり強い・・・
日本を去ってからもう二度と彼に会えないんじゃないかと思っていたので
たとえ歩けなくなっても、一緒にいればいい存在だった。
今はもう彼と時間を過ごすことはできないけれど
彼は僕の中に生き続ける。
友人にポチの写真を見せて、アホっぽくてりょうへいに似てるって言われたこともあったけれど、本当にアホさ加減が自分とそっくりで馬が合ったな。
きっといつか僕に子供ができたら、絶対に犬を
飼わせてあげたい。だって今の自分が彼から得たものは
かけがえのないものだから。そして、またそういう機会があったら
もっと良い飼い主になれるように努力したい。
自分にとって今日の出来事って何か人生の中のけじめのような気がした。
だからこういうこともここで書こうと思った。それがもし常識外れだとしても・・・とにかく、ここではこのことについて今後触れることはもうほとんどないと思う。
今の気持ちって正直複雑で言い表しにくい。
でも、この気持ちって偽っちゃいけないんだと思う。
今は今の自分にあるものに感謝して目の前にある夢に向かっていきたい。
今もう一匹の犬が歩いてゆきます。





