今週に入ってから3作品の中で演技をした。
こんなに短期間の間で、全く違う役として演じるのは
初めてだったので、とても新しい経験になった。
それぞれの作品で分野も役柄も本当におもしろいほど違う(笑)
ひとつはカンフーマスターの役だった。
それはコメディ作品だったのだけれども
マスターということなので、暴れ回る必要はなく
マスターの威厳のようなものを追求しようと試みた。
まだ、マスターとしては年齢がちょっと若いと思うので
そこら辺もうまく調整しないといけない。
ちなみにアメリカで、二十代前半の役はなかなかとない。
十代の学生の役かもしくか普通に働く人だったら
みんな二十代後半ぐらいの役者を選ぶ。
もし、歳が関係ない役だったら、もっと人生経験を積んだ役者を
監督が選ぶのも自然だと思う。
もうひとつはナヨナヨとした役で(苦笑)
そういう人って、考えていることや仕草がまとまっていないと思う。
どこか自分に気づいていないというか。そういう部分を
表現しようと試みた。撮影のクルーと監督が
それが良いって、満足してくれたので
自分が向かった方向は合っていたのだと思った。
自分はもともと自己表現が相当下手だったので
それも役に含めてという感じで(笑)
上記の2作品の中では、演技をする場面は
あまり多くなかったけれど、得たものは大きい。
少し自信にも繋がった。
もうひとつの作品の分野は、ロマンスだった。
あるカップル
演技のシーンなどで、それっぽいのはやったことがあったけれど
しっかり作品内で演技するのは、きっと初めてだ。
今まで、なぜかコメディやギャングっぽい役だったりと
極端な役が多かった気がする。だからコメディ的な
部分は一切取り除いて、自分の中のより深い部分で
演技をしようと試みてみた。冗談を言うときと同じ
心の状態では演じられない。この撮影はまだ、終わっていないけれど
これからよりこの役にもアプローチしていきたい。
とこんな感じで、全く違う役を演じている一週間。
おもしろい･･･そして、興味深い･･･これからも
こんなペースで演技できたら、いいんじゃないかなと思う。
役者としても英語などのでっかい宿題も残っているので
気を抜かずにいきたい。
とこんな感じで演技をしていたのだけれども
まだ、自分で作っている作品も終わってなかったんだ(汗)
撮影は95%がもう終了。
そして、今日、最後の編集作業を最後の一秒まで
使い、終了させた。本当はこの作品を学校に出す必要は
なかったのだけれども、どうも前回のが思い通りにいかなかったので
出すことに決めた。作品は約20分かもっと長くなるかもしれない
けれど、それを2つに分解して、作品紹介を前回提出し、
今回は、作品のクライマックスを見せることができた。
いろいろなことを同時にやっていて、なかなか編集に時間が
割けず、どうしてもこの10分バージョンが自分の中の合格点に辿りつかなかった。
まだ、作品は完璧ではなくて、やりたいことがあるけれど
期限ギリギリでなんとか合格点まで作品が辿り着いた。
そして、それをクラスで見せ、投票を行った。
数か月前にブログで、学校での映画投票について書いたけれど
それと全く同じもの。クラスで選ばれた作品が
でかい学校のスクリーンで公開されて、一般の人も観れるようになる。
ぜひ、自分の作品を多くの人に観てもらいたい。
投票は終わったので、あとは結果を寝て待つのみ。
あとは･･･
今、約3分の台本を書かなくちゃいけない。。
これを書いて、またフィルムで撮影を行う。
そして･･･
今、作っている映画の2シーンを撮れば、
今、関わっているプロジェクトはすべて終わり!!
演技 1 or 2作品
フィルム映画作製 1作品
デジタル映画作製 1作品
さあ、最後の力を振り絞ろう(笑)
