外国人であるということは
言うほど簡単じゃあない。
まず、第一に合法に働くことができない。
ということ自然と回ってくるチャンスは減少する。
労働ビザ、グリーンカードなどを取る方法もあるけれど
それらを取るには、それなりの時間とお金がどうしても
必要になる。これは一日一晩で解決できる問題ではなく
粘り強くやる必要がある。
そして、英語力。
本当にネイティブと同じぐらい喋れて
初めてアメリカ人と対等に渡り合うことができる。
今の自分には、そんな英語力は備わっていない・・・
ここで生まれた日本人達は英語はネイティブ。日本語もなんていう
バケモノみたいな人たちがいっぱいいる。
一生涯を通して英語はやっていくしかない。
よく、日本で留学してました、なんて人がいて
みんな英語ペラペラじゃんと言われていたけれども
俳優としては、そのレベルじゃあ全然足りないんだと気づいた。
数年で完璧になるものじゃない。それこそが日本人の俳優達が
本当に超えられなかったものだと思う。
アメリカ人の友人に聞くと
「あの有名な日本人俳優も訛り少しあるね。ちょっと聞きづらかったとこもあった」
なんて言っていた。
外国人の僕らは日本語訛りをたくさん聞いているので
外国人の英語の理解力は時としてネイティブを超える。
ネイティブは英語できるけれども
変な訛りを聞きなれていないということ。
だからこその英語かぁ。
僕らの英語は決して悪いわけじゃなくて
ネイティブの人のためにやっているんだなぁと
たまに思う。
だからと言って、そこで妥協するわけには
いかないので
とりあえず、英語を極めるぐらいになってみたい。
そしたら、もっと可能性が拡がって
もっと役者としての人生が楽しめるに
違いない!
とそう思います。
ただいまハリウッドの壁に直面中。
本当に自分がスタートラインに立ったばかりなんだなぁ
と実感しています。
やろう。とにかくココで買った時間の一秒一秒を
大切にしていこうと思う。