日本の文学はスゴい!

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今、僕は台本について勉強している。これだけは次の映画を作る前にしっかりと抑えておきたい。アメリカ式の台本の書き方の基本は学んだつもりだ。
でも、肌の下にそのすべてが入っている気がしない。どこかしっくりきてない。どうにかしなくちゃね・・・

という事で、いろいろな答えを模索していると、日本側からの目線でその題材に触れることができた。

「そうか、そういうことか」

日本式とハリウッド式は違うんだ!!

簡単に個人的に感じたことを書き出してみた。

ハリウッド式の脚本術はテクニック重視だと思う。
ハリウッドの黄金法則に従って書けば、大衆に受け入れ易い作品になる。
だからある程度ちゃんと、理解して、規則に従えば
それなりのものは書けるんだと思う。
でも、そこから周りのみんなが使っている方法に頼りつつ
オリジナリティを発揮していくのは、簡単じゃないと思う。

日本式の脚本術はどうだろう・・・
ハリウッドほど細かくミリ単位でこのルールを守りなさいというのは
ない気がする。でも、人間心理や情緒、倫理にもっと重点を
置いている気がする。社会的に上下関係がしっかりしてて、
言いたいことが言えないってこともあるけれど、
だからこそか言葉が機微に富んでいて、多くの意味を
含んでいる気がした。言いたいことがあっても
言えない分、その葛藤が作品作りの糧になっているのかもしれない。

アメリカじゃすぐに「fu*k you!」と言えちゃうので
その後は殴り合いの喧嘩をして終わり(笑)
アメリカの作品が爆発力で戦っているものが多いのは
そのせいかな。確かに、それをぶつけて勝てる国は他には
ないのも事実。
日本の作品は、心の内側を描いているものが多い。

アメリカでルームメイトがアニメをよく見ていた。
その側らで、ちょっとそれを見てみたけれど・・・
アメリカのアニメキャラは基本下ネタを連発しているか
もしくは、めちゃくちゃ残酷だったりしていた。
テーマも何もなく、はちゃめちゃエンターテインメントだ(笑)
昔のミッキーがその横暴キャラで、人気が出たので
アメリカはとりあえずパワー形の作品が大好きだ(笑)

それに比べ、日本のアニメはメッセージ性があるものが多いと思う。
そして、熱いものが多い(笑)とにかく・・・熱い。
それでいて日本人の繊細さも生きてる。
(僕は心臓に毛が生えてるでしょって言われますけど(汗))
だからそういった要素が欠けている作品が多いハリウッドは
日本映画や小説を買い占めているんでしょうきっと。
日本に世界に通用するポテンシャルがあるのに
それを自国で出し切ることができていないって
何かやるせない気持ちですね・・・

日本映画は日本国内の興行にばっか目を当てていて
世界にチャレンジしていない気がします。完全に
守り姿勢だと僕は勝手に思ってます。
実際にアメリカと怒鳴り合いして、勝てるかわかりませんが
僕は作品で彼らと怒鳴り合いしていくつもりです。

そして、ハリウッドによって駄作にされた日本の名作達は
僕が買い戻します(笑)

まだ、自分で観ていないので、何とも言えませんが
もし、実写版ドラゴンボールが駄目だったら、僕が
シェンロン呼んで、ドラゴンボール作り直します。
(って他人任せか!)
あの肉まんみたいな雰囲気をドラゴンボールから取っちゃったら
もう違う作品ですよね?僕もそう思いました(笑)

今、日本に戻ってきたことを絶対にマイナスにしないようにしたい。
日本とハリウッドで学んだことをごっちゃ混ぜにして
新しいものを創作していきたい。

ではまた。

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渡辺 竜平(Ryohei Watanabe)

映像クリエーター・写真家・オンライン講師・ブロガー

2007年~2012年までハリウッドで役者に挑戦。現在、写真家兼フリーランス映像クリエーター。Udemyプラットフォームでオンライン講師としても活動、総受講生数が12,000名。ブログでは、映像制作、写真、映画レビュー、NFT関連の事など気ままに書いていきます。

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