今の映像製作の初歩の段階にいる。
カメラの使い方、どういったカメラを選んだ方が
良いかなんていう基本の基本を勉強中だ。
新しい分野に身を投じるときは
いつも発見に溢れ、わくわくした気持ちになる。
知っていることよりも知らないことの方が多いので
頭の中に無数の質問が浮かび上がってくる。
どうやって映像を作っていくか。
自分のスタイルをどうしていくべきか。
すぐにでも映画を作れるようになりたい気持ちを抑え
今学べることをすべて吸収していきたい。これから自分がどう転ぶか
はわからないけれど、これが役者の勉強の邪魔になることは
絶対にないことはわかる。だから今の自分のやり方で
やっていこうと思う。悪い点は少しでも、改善を加えていこう。
映像用のカメラの使い方はすべてはわかっていないけれど
予期せぬ助け舟があることに気がついた!
映像と写真は似てる!!!･･･
そうそうだいたいの人はそれを知っている(笑)･･･
のだけれども、よくよく考えてみたら日本にいる間に
カメラマンの仕事をさせてもらったことがあったのを
思い出した!!そう撮影方法や照明などいろいろな点で
被る部分が多い。そして、今のデジタル機材の操作方法は
基本的には同じなので、丸々使えるテクニックは流用して
いこうと思う。ただ、まだ映像の重要な要素の音声について
の知識などについては、微塵しかないので、体に叩きこんで
いかなければいけない。そして、動体の撮影やズームの方法など
ちょっとした点で違いがある。写真を撮るときはズームのスピードは
関係ないけれど、映像を撮るときはそのズームのスピード自体が
映像に残るので、それを調整していかなければいけないなどという点で。
おもしろい･･･
今、僕がここで話せることはそんな学生レベルのことです(汗)
でも、火事場の馬鹿力で映像を一飲みにして行きますよ(笑)
そうそうこれからはパソコンを使っての勉強など
もある程度していかなければいけない。自分で撮った映像を
自分で切り取っていく必要性大。昔はデジタルなものが
とても嫌いだったのに、最近、どんどんそっちの方向に
知らず知らずのうちに引き込まれていっている気がする･･･
そういう関係の仕事も日本で嫌というほどやったことが
あるので、今はパソコンをいじることに苦は感じませんが。
予定よりもアメリカに来たのが、しばらく遅れてしまったけれど
その期間にしていたことが、知らず知らずのうちに
ここでの生活を助けている気がする。なんだか複雑な気持ちだ。
学校で勉強したことよりも何かの仕事を通して勉強したことの方が
自分にとって役に立っている気がする。学校では基礎は教えてくれるけれど
どうやって、修羅場を潜り抜ければいいかは教えてくれない(笑)
うまく両立して基礎と実践を反復していければ･･･
昨日は盲点なんてブログを書いたけれど
今までずっと見逃してきたことがあったことに気づいた。
それはちょっと演技に関係しているけれど
どちらかというと自分自身に関することのような気がする。
今まで人のアドバイスがしっかり自分の中の腑に落ちなかったことが
あったのは自分のレベルがそのレベルに達していなかったからだと思った。
レベルが低いとアドバイスをアドバイスだと気づくことさえできないんだ･･･
いつまでも無知でいるわけにはいかないので勉強するしかない。
日本で友人によく
「これまでやってたこと続けてれば、良かったのに」
言われた。確かにそうしていけば
すべてが今より簡単だったかもしれないし
苦悩したりするなんてなかったと思う。
でも、自分の人生を運や他人に任せることはできなかった。
ギャンブルは100%運だけれども、勝つ可能性を自分で
引き上げられるものってただのギャンブルじゃないと思う。
あった可能性を断って初めて見える可能性ってきっとある。
だから自分はこれからもどんどん新しい可能性を
見出して行きたいと思う。また、友人にお前は何を
やっているかわからないって言われるかもしれないけれど
説明なしで結果を見せれるようになりたい。映像はその結果を
見せるひとつの手段なのかもしれない。
同志を持っていた仲間たちを勝手にライバルと思い
彼らに恥じないためにも全力でやっていきたい。
