アメリカの傷

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演技のクラスでの最後の課題となるシーンをやり終えた。
シーンは2人で演技を行うというもの。
台本は戦争中という少し自分の実際の経験から
離れているものだった。役作りのために
あった時間は約1週間。
重いテーマだけに、慎重にこの境遇に
いる人間がどのように感じるのかを調べた。
アメリカ人だったらアーミーに行ったことが
ある人が俗にいる。日本で生活しているときは
例えば、基地の隣を通りかかっても
それが、人を殺す武器になり兼ねないという現実を
感じることが難しかった。今、現実が自分の
隣にいる。戦争によってアメリカが精神的に
受けたダメージは大きい。

今回、この深いテーマについて演技をする機会を持てた。
ただ、それは演技よりも実際に何が
起きているか現実を受け止める機会になったと思う。

目をつぶって現実を隠してもいずれはその現実に直面することになる。
現実を知ることはもっと厳しいかもしれない。
アメリカの良いところばかり見ていてはいけない。。

世界で何が起こっているかをもう一度再認識して
学んでいく必要がありそうだ。

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渡辺 竜平(Ryohei Watanabe)

映像クリエーター・写真家・オンライン講師・ブロガー

2007年~2012年までハリウッドで役者に挑戦。現在、写真家兼フリーランス映像クリエーター。Udemyプラットフォームでオンライン講師としても活動、総受講生数が12,000名。ブログでは、映像制作、写真、映画レビュー、NFT関連の事など気ままに書いていきます。

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